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　2020年7月に開始した「いちまるマルシェ」。いちまる　食品工場(焼津市浜当目)の倉庫を使い、1年の中でSPイベントを4回(4月、7月、10月、12月)、ミニイベントを7回開催しています。
　2023年7月1日、2日は3周年を記念し、大規模なSPイベントを企画しました。

　今回のSPイベントには、焼津市や焼津市観光協会をはじめ、焼津市内の食品メーカーや飲食店などを中心に35件の団体が出店し、2日間で約3,000名の来場を見込んでいます。

 ○    生産者の想いを伝える食のイベント

　いちまるマルシェは、静岡県中部市域の食品メーカーや飲食店など「ものづくり」をしている方達をメインに出店していただいています。来場者からは、それぞれの商品に込めた思いや、美味しい食べ方など「ものづくり」をしている人の声を直接聞けると評判です。またリピーターが多く、複数の出店者が新商品をテスト販売するのも特徴です。いちまる食品工場で製造している冷凍食品は毎回異なる商品を試食コーナーで味を確かめたり食べ方の提案を聞いたりしてから購入できるので好評です。

○    東アジア文化都市2023　静岡県　認定プログラム
　いちまる　食品工場は、2016年に「世界の地方料理」というレシピサイトを開設し、日本・中国・韓国をはじめ、約80カ国、400以上のレシピを紹介しています。人気のメニューは自社工場で商品化していて、中には「よだれ鶏」「棒棒鶏」といった中国料理もあります。
　尚、今回のSPイベントには中国や韓国に関連した店舗や、焼津・モンゴル友好協会、焼津・ホバート友好協会、ラオスやジャマイカに関連した店舗など様々な国や地域にルーツのある方達も出店します。

○    多様性のある社会へのきっかけにも
　いちまるマルシェは、NPO法人オールしずおかベストコミュニティの「障害のある人のはたらく笑顔で、福祉と企業、地域の心をつなぎます」という理念に賛同しています。複数の事業所が出店し、こだわりと特徴のある魅力的な商品を出品します。