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2024/04/12 18:23
ハンガリーに初めて行ったのは2013年7月のことでした。
まだ海外旅行に慣れていないころのことです。
一足先に行っていた知人から「ブダペスト空港で待ち合わせ。」と言われ、
「わかりました~!」と返事をしたものの超不安でした。
というのも、直行便は無いのでシャルル・ド・ゴール空港で乗換しなければ
ならなかったからです。
シャルル・ド・ゴール空港はとても広く、いつも工事をしているし
到着時刻が夜中で初めてのブダペスト行だったからです。
(上の写真は1人もいないブダペスト行の搭乗口があるターミナル)ブダペスト空港に到着し、知人と会えた時は凄くホッとしました。
最初は、ブダペスト郊外にあるレストランでランチをいただきました。

最初にボグラーチ(鍋)に入ったグヤーシュがでてきたのですがその大きさにビックリ!!

4人分として考えても多すぎやしないか?というボリュームです。

「これが本物のグヤーシュか!」と感動し、スープ皿にとりわけました。
(私の母は料理教室を主宰していたのですが、40年以上前、夕食に
「ハンガリアングーラッシュだよ。」とよく作ってくれていました。)
パプリカの香りと甘味が牛肉や野菜のうま味と混ざり合って美味しいのに
思いのほかあっさり食べられるなあと感じたことを思い出します。
お代わりしようとしたら、知人から「後から色々出てくるから控えめにする
方が賢明だよ。」とアドバイスされました。

その直後、ラードをひいた鉄板でターキー、合鴨、フォアグラ、豚ロースなどを焼いたものと
椎茸やカリフラワーなどをラードで揚げた料理が山盛りで出てきたんです。

それぞれ美味しいのですが、ラードを使っているので食べ進むと胃にずっしり来ます。
しかもこの量を4人ではとても食べきれません。

「胃が重たくなってきたからパンですこしサッパリさせよう」と思い、
スコーンのようなパンをほお張ったら、これにもビックリ!!
生地にはグースファットや皮が練り込まれているボガーチャという
ハンガリーのパンでした。
ハンガリーでの最初のレストランで食の洗礼を受けたような気がして
とても驚き、この後何が食べられるかワクワクしたのを覚えています。
いちまる厨房 世界の地方料理 では
ハンガリーの国民食 グヤーシュを
自社工場で再現し、販売しています!
